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きょうからが出発点

風邪で体調がまだ万全とはいえない中、大学時代のクラスメートとの飲み会がありました。
法学部(ドイツ語クラス)有志による集まりです。

どの顔もみんな、名にし負う一流企業に籍を置く面々。
入社後、今日に至るまで、企業業績の足を引っ張ることもなく、立派に勤め上げています。
不思議です。学生の頃の素行がウソのようです。

だけどぼくだけは、学生の頃の素行そのまま、明日をも知れぬ浮き草稼業。
自分で自分の足を引っ張ってばかりの毎日です。
「友がみな我よりえらく見ゆる日よ」などと詠んではすねていた啄木を、近しく感じてもしまいます。

ところで……
ドイツ語クラスとはいえ、何を教材に、何を教わったのか、何も覚えていません。
最初から覚えなかった可能性もあります。
いま頭に残っているドイツ語のフレーズと言えばただひとつ、「Ich liebe dich(イッヒ・リーベ・ディッヒ)」だけ。
英語で言えば「アイ・ラブ・ユー」ですね。

せっかく身につけたこのフレーズ。
なのにその後の人生で「舞姫」と恋に落ちる機会もなく、いつか持ち腐れてしまったのでした。

ドイツ語のA先生には、まったく面目ない次第です。
授業の内容はことごとく記憶からとんでしまいました。
なのに、A先生その人の印象は、なぜか忘れがたく「記憶」に焼き付いています。

たとえばこんな「記憶」です。

あるとき、どういう前後の文脈があったのか、短歌をひとつ、板書されたことがありました。

「多摩川の砂にたんぽぽ咲くころはわれにもおもふひとのあれかし」

若山牧水の歌です。
「春が近くなると、いつもこの歌のことが頭に浮かびます…」
そんなことも、遠い目をしてつぶやかれていました。

このときのこと、とてもよく覚えています。
「おもふひと」というのは、「私が愛しく思う人」という意味だろうか、「私を愛しく思ってくれる人」という意味だろうか、などと、考えていたことを覚えています。

A先生の胸の中にいたのは、どんな人なんでしょうね。
ひょっとしたら、A先生にとっての「舞姫」だったのでしょうか。

・・・こんなふうに次から次とさまざまなことが思い出されてしまうのも、クラスメートたちの顔や話が「呼び水」となっているんでしょう。
同じ大きな船に乗り合わせ、時代の波に揺り揺られ、ここまで頑張ってきた仲間たちです。
「船旅」の目的地はまだ見えません。
ときにはお互いに無事な顔を見せ合っていけたらいいなと思います。
そして「いまここが出発点」と思う。
気持ちを仕切り直して上を向いて、また明日から、ともかく前へと進んでいきたいですね。

牧水にはまた、こんな歌もあります。

「けふもまたこころの鉦(かね)をうち鳴らし うち鳴らしつつあくがれて行く」


それでは。



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声が出ない

参りました。
声が出ません。
正確に言うと、「ほとんど」出ません。

風邪をひいて、喉がすっかりつぶれてしまっています。
声帯域をかりに5つに分けたとしたら、いちばん下、レベルEの音しか喉から出てきません。
抑揚をつけるとか声に感情を乗せるとか、とんでもない話です。

試しに「マクドナルド」とつぶやいてみました。
なんで「マクドナルド」なのかはわからないんだけど、ともかく「マクドナルド」です。
耳に聞こえた音声はというと・・・

わが声ながら、なにやら不吉な呪文のように聞こえてしまいました。
地の底から這い出ようとする亡者のうめき。
この声では、きょう明日、仕事になりそうもありません。
うかつに電話に出たりしたら、相手の人をこわがらせてしまうかもしれないです。

しっかりうがいをして、すこしでも早く、明るく元気に「マクドナルド」と言えるようになりたいと思います。


それでは。


「お目出度い」ものたち

お正月に、「くわい」を食べました。
これが「くわい」です。(↓)

くわい

お目にかかるのは、一年に一度のおせち料理でだけ。
歯ざわりがしゃくしゃくしていて、ちょっと固めのサトイモ、という感じでした。
このくわい、「芽」がにょっきりと突き出ています。
芽が出ているから「目出度い」。
お正月料理ならではの洒落ですね。

こちらは、切り落としたニンジンの「へた」です。
(↓)

人参

昨年末、水に浸けておいたら、年を越してこれだけ芽が出ました。
いきものの生命力って、すごいなあと思います。
ほんとに目出度いかぎりです。

これは、新年早々に撮った「冬芽」の画像です。
(↓)
冬芽

ふわふわとして、あたたかそうに見えますね。
中はどんな感じなんでしょう。
一家団欒の最中かもしれません。
どてらを着こんでコタツにあたり、熱燗飲んでみかんを剥いて……
みんなで春になるのを待っているみたいです。

なんだかとっても目出度い気分になってしまいました。


それでは。


プロフィール

JIRO

Author:JIRO
東京下町で開業する司法書士です。
司法書士とはなにをする人か?
・・・一言では説明が難しいです。
といって二言三言あれば説明できるわけではなし。

このブログでは、日頃の出来事や読んだ本、観た映画などのことを書きつらねてみたいと思います。
あ、お仕事のこともすこし触れていきます。

(ホームページ http://www.noguchi-office.jp/)

相続なら江東区の司法書士 みどりの杜司法書士事務所(会社設立)

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