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クラス会で落ち穂を拾う

年明けから、高校のミニ同窓会、大学のクラス会が続きました。

かつてのクラスメートたち、そのなつかしきどの顔を見ても、これまでの人生、世間様にずいぶん迷惑を掛けてきたのではと思うと心が痛みます。
とはいえ、全員が納税の義務はきちんと果たしているらしいこと、なによりも、みんなそれぞれの場所に根を張り、幹を伸ばし、枝を張って葉を繁らせていることを思えば、心が軽くなります。

彼らと話をしていていると、ある出来事について、互いの記憶がずれていたり、欠落があったりすることに気がつきます。飲んでは騒ぐ語らいの席、同時にそれが「積み残してきたものの落ち穂拾い」の場ともなります。

公開中の映画『アゲイン 28年目の甲子園 』を観ました。
「なかったことにしたい過去」と、時を経て再び向き合うことになる人たちの物語です。
甲子園を目指しながら、その目前で夢を果たせなかった元・高校球児たち。
彼らが拾い集めた「落ち穂」からは、思わぬ過去の姿が立ち上がります。
切断され行き場を失っていた回路が、ふたたびあるべき接続を回復します。
iPS細胞の開発を待つまでもなく再生するものだってあることがすがすがしく描かれている、そんな映画でした。

いま十代の少年たちによる、痛ましい、信じがたい事件が報じられていますね。
十代後半というのは「五年間」しかありません。
その貴重な五年間をどう過ごすのか。
どう過ごそうが、遅かれ早かれ時間は流れます。
何十年かたって振り返ったとき、自分自身に恥じることのない、胸を張って誰にでも語れる「物語」を紡いでいってくれるといいなと思います。

それでは。



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わが道を行く

公開中の映画、『バンクーバーの朝日』を観ました。
昭和の暗い戦争の時代、移民として苦難を味わった人たちの歴史秘話として観ることも、またほろ苦さの残る青春グラフティとして観ることもできる、そんな映画でした。
監督は、石井裕也。
前作『舟を編む』では、辞書作りに没頭するあまり変人扱いされる主人公を描きました。
周囲に溶け込んだり波長を合わせたりすることよりも「わが道を行く」ことに徹する主人公です。

いっぽう、今回の映画に登場する若者たちは、みんなとても「まっとうな」青年たちばかり。
ただ、偏見や差別のため、移住したカナダという国に「溶け込む」努力を重ねても重ねても跳ね返されます。
行く手にはさまざまな壁が立ちはだかります。
閉塞感や無力感に落ち込んでも、かといって祖国である日本に戻ることもままならない。

そんな彼らが、大好きな野球の中で、圧倒的なパワーを前面に押し出すカナダ人チームに対したとき、「わが行く道」を見つけます。いまでいう、機動力野球、シンキングベースボール、ですね。「わが道」を一丸となって切り開き、突破し、ついにブレークスルーを達成する姿には、胸が熱くなります。

ただ、若者たちの、そんなブレークスルーも、時代の怒濤の前ではひとたまりもなく呑み込まれてしまう。
呑み込まれてしまうけれど、消えてなくなるわけではありません。
人々の心の深いところにはちゃんと残ります。
時がどれだけ流れても、いつの日かそれはまたよみがえります。

さて、「わが道」を行くことにかけては、ぼくも人後に落ちません。
ひとつだけ問題があるとすれば、これまでこれといった「ブレークスルー」がないことぐらいです。
人の心の深いところとは言わないから、せめてどこか片隅にでも残る生き方をしないといけないなあと思います。
いまからでも間に合うでしょうか。間に合えばいいんですけどね。

それでは。


プロフィール

JIRO

Author:JIRO
東京下町で開業する司法書士です。
司法書士とはなにをする人か?
・・・一言では説明が難しいです。
といって二言三言あれば説明できるわけではなし。

このブログでは、日頃の出来事や読んだ本、観た映画などのことを書きつらねてみたいと思います。
あ、お仕事のこともすこし触れていきます。

(ホームページ http://www.noguchi-office.jp/)

相続なら江東区の司法書士 みどりの杜司法書士事務所(会社設立)

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