大きな勘違いでした。
大きな勘違いをしていたことを知りました。
これまでずっと、ハクモクレンとコブシの花とを、あべこべに取り違えていたみたいです。
花が上向きに咲き、チューリップ型にすぼまっているのがハクモクレンで、コブシはふんわりと、花が開くように咲くのが特徴なのだとのこと。
じつは二週間前にこんな画像を撮りました。

ほかの莟みがまだ莟みのままなのに、一足先にひとつだけ開いたモクレンの花……
と思って、しみじみと見上げていたんだけど、どうもこうしてよくみると、モクレンではなくてコブシみたいです。
「コブシ」である、とここで結論を下しても、異議は出そうもありません。
ここに咲くこの花は、去年もおととしもその前も、ずっと「モクレン」だと思って愛でてきました。
なのにそれがじつは「コブシ」だったということは、去年の花もおととしの花もその前の花もみんなやっぱり「コブシ」だったわけで、そう思うとなんだか取り返しのつかない過ちを積み重ねてきたような気がしてしまいます。
たとえば「ポカリスエット」と「アクエリアス」とを取り違えていたとしても、どうということはないんですけどね。
先日、エラリー・クイーン『ギリシャ棺の秘密』(角川文庫)の新訳を読み返していたら、赤色を緑、緑色を赤と認識する登場人物によって捜査が混乱させられてしまっていました。
わずかな思い違いが事件解決を遠ざけてしまうこともあれば、えん罪を生んでしまうことだってあるかもしれない。
そう思うとこわい話です。
まあでも、いまさら嘆いても仕方がありません。
過ちを改むるに憚ることなかれ、です。
明日と言わず、今日からは、モクレンはあくまでもモクレンであってコブシではなく、コブシはモクレンのようであってもモクレンではなく生まれながらにしてコブシなのだということを肝に銘じていきます。
……ということで、こんな画像を撮りました。

この花、ぼくにはコブシではなくモクレンのように見えます。
カラスはどちらだと思って眺めているんでしょうね。
ぜんぜん別なこと、もっと高邁なことを考えているのかもしれません。
それでは。
これまでずっと、ハクモクレンとコブシの花とを、あべこべに取り違えていたみたいです。
花が上向きに咲き、チューリップ型にすぼまっているのがハクモクレンで、コブシはふんわりと、花が開くように咲くのが特徴なのだとのこと。
じつは二週間前にこんな画像を撮りました。

ほかの莟みがまだ莟みのままなのに、一足先にひとつだけ開いたモクレンの花……
と思って、しみじみと見上げていたんだけど、どうもこうしてよくみると、モクレンではなくてコブシみたいです。
「コブシ」である、とここで結論を下しても、異議は出そうもありません。
ここに咲くこの花は、去年もおととしもその前も、ずっと「モクレン」だと思って愛でてきました。
なのにそれがじつは「コブシ」だったということは、去年の花もおととしの花もその前の花もみんなやっぱり「コブシ」だったわけで、そう思うとなんだか取り返しのつかない過ちを積み重ねてきたような気がしてしまいます。
たとえば「ポカリスエット」と「アクエリアス」とを取り違えていたとしても、どうということはないんですけどね。
先日、エラリー・クイーン『ギリシャ棺の秘密』(角川文庫)の新訳を読み返していたら、赤色を緑、緑色を赤と認識する登場人物によって捜査が混乱させられてしまっていました。
わずかな思い違いが事件解決を遠ざけてしまうこともあれば、えん罪を生んでしまうことだってあるかもしれない。
そう思うとこわい話です。
まあでも、いまさら嘆いても仕方がありません。
過ちを改むるに憚ることなかれ、です。
明日と言わず、今日からは、モクレンはあくまでもモクレンであってコブシではなく、コブシはモクレンのようであってもモクレンではなく生まれながらにしてコブシなのだということを肝に銘じていきます。
……ということで、こんな画像を撮りました。

この花、ぼくにはコブシではなくモクレンのように見えます。
カラスはどちらだと思って眺めているんでしょうね。
ぜんぜん別なこと、もっと高邁なことを考えているのかもしれません。
それでは。
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No title
久々の「日だまり青葉日記」更新ですね。
年度末で忙しかったのかな(?)
大きなイベント(?)のあとの余韻かな?
そうですね。
大きな勘違い、私もたくさんある。
あと、激しい思い込み
勘違いよりもたちが悪い。
気を付けないといけないな
って思っています。
年度末で忙しかったのかな(?)
大きなイベント(?)のあとの余韻かな?
そうですね。
大きな勘違い、私もたくさんある。
あと、激しい思い込み

気を付けないといけないな

Re: No title
たしかに更新ペース、落ちてますね-。
「余韻」というか、多少の「脱力感」はあるかもしれません。
だんだんとマイペースを取り戻したいです^^
ぼくも、「勘違い」していることって、身の回りにたくさんあります。
「勘違いしたままでいればよかった」と思うこともあったりします。
そういうあれこれを、そのうちまた書いてみますね!
「余韻」というか、多少の「脱力感」はあるかもしれません。
だんだんとマイペースを取り戻したいです^^
ぼくも、「勘違い」していることって、身の回りにたくさんあります。
「勘違いしたままでいればよかった」と思うこともあったりします。
そういうあれこれを、そのうちまた書いてみますね!