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日曜日の正しい過ごし方について(「小泉今日子書評集」:中央公論新社)

『日曜日には鼠を殺せ』という映画がありました(1964年:フレッド・ジンネマン監督)。
日曜日の過ごし方としてはかなりユニークです。
でもぼくにはとくに殺す鼠もいないので、日曜日にはまずコーヒーを飲みます。
そして朝刊を開き、書評欄にさっと目を通します。

チェックするのは、タイトルと著者名、それに評者。
評者のひとりに小泉今日子がいました。
アイドル時代からおなじみのひとではあるし、気になる名前です。
ただ、とくに熟読はせず、斜めに読むだけだったと思います。
今回、その書評を一冊にまとめた本を手にしてみました( 「小泉今日子書評集」:中央公論新社)。



読んで驚いたのは、彼女の書評が、日曜日ごとに10年間も続いていたということ。
それと、この書評に目を通したことがきっかけで読んだ本が何冊かあったということです。

彼女の書評は、その短い文章の中に、惹きつける「読ませどころ」がどこか一箇所は置かれています。
たとえば、

 「自分よりも弱い何かを守ると決めた時、男の子は男になるのかもしれない」(「たまもの」:小池昌代)

 「時というものは残酷でもあるし、優しくもある。私の骨にもまだいくつかの染みが残っている」(「骨を彩る」:彩瀬まる)

 「人前だろうと一人だろうと、うわぁーんと大きな声で心からなけたなら、それは大人になるための二度目の産声なのかもしれない」(「逢沢りく」:ほしよりこ)


などなど。

言葉のセンスのよさも随所で感じられて、読後感のよい書評集でした。
新聞の書評欄にまた復活してくれたら、こんどはきちんと熟読します。
『日曜日にはコイズミを読む』というのは、朝のひとときの過ごし方として「Not bad」だと思います。

それでは。




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No title

kyonkyon 今度はお芝居の演出もしてますね。
私の宝物は「艶姿ナミダ娘」の30cmシングルです。超レア❗️

Re: No title

立ち止まらないで常に前へ進もうとする生き方、立派だなと思います。
「艶姿ナミダ娘」のころ、彼女は確かショートヘアーでした。
シングル盤、当時は600円ぐらいだったかな。
たしかに、かなりレアなお宝ですねー。
貴重な青春メモリアル、どうか大切になさってください^^
(「開運!なんでも鑑定団」よりコメント拝借)

No title

こんにちは。

私も彼女の書評で本を選んだことがあります。
今はJIROさんの書評で選んでいます。(*^^)v

Re: No title

こんにちは、蜩さん!

読んだ本について、あまり考えず気軽にコメントを書けていけると
いいなと思います。そんなコメントでも、なにかの参考になることが
あるとしたら、とてもうれしいです(^o^)

いろんな人がススめる本に積極的に関心をもって、いい本、心に残る本に出会える
といいですよね^^
プロフィール

JIRO

Author:JIRO
東京下町で開業する司法書士です。
司法書士とはなにをする人か?
・・・一言では説明が難しいです。
といって二言三言あれば説明できるわけではなし。

このブログでは、日頃の出来事や読んだ本、観た映画などのことを書きつらねてみたいと思います。
あ、お仕事のこともすこし触れていきます。

(ホームページ http://www.noguchi-office.jp/)

相続なら江東区の司法書士 みどりの杜司法書士事務所(会社設立)

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